自費診療

当院では、自費診療にて「プラセンタ注射」、「にんにく注射」などを行っております。
お気軽にご相談下さい。
これらの注射は、午前のみの受付となります。

  1. プラセンタ療法(プラセンタ注射)
  2. ビタミン注射(にんにく注射)

プラセンタ療法(プラセンタ注射)について

プラセンタとは?

プラセンタとは、日本語で胎盤を意味します。
胎盤とは、お母さんのおなかの中で、胎児が大きくなるのに必要な酸素や栄養、免疫などを供給する大事な臓器のことです。妊娠中、子宮内部で胎児と胎盤はへその緒でつながっています。胎盤は胎児の発育成長に不可欠なもので、胎盤のおかげで直径1mm、重さ1gしかない1個の受精卵が約3㎏の赤ちゃんにまで育つことができます。妊婦さんの同意を得て提供いただいた胎盤から胎盤漿を抽出し、製薬化したものを投与するのがプラセンタ療法です。

当院でのプラセンタ療法

当院ではラエンネックの筋肉内注射を行っています。
ラエンネックは1959年に稗田憲太郎博士が胎盤漿をもとに開発した薬剤で、肝炎の治療薬として厚生省の認可を受け、主にB型肝炎やアルコール性肝炎の治療に使用されました。
現在では、プラセンタ療法は肝機能回復の他にも、新陳代謝の促進や細胞分裂の活性化によってシミやしわを少なくする効果や、成長ホルモンの分泌促進や活性酸素除去による老化防止効果などがあると言われており、主に美容外科領域で利用されています。また、肩こり腰痛といった筋肉痛の緩和や疲労感の回復にも効果が期待できます。

期待できる効果
  1. 肝機能の回復
  2. 新陳代謝の促進
  3. シミ、シワ、たるみを少なくする
  4. 発毛、育毛作用
  5. 疲労回復
  6. アトピー、ニキビの改善
投与方法およびその頻度

ラエンネックは、皮下注射や筋肉注射で投与します。最初は週1回を1~2か月程度で、その後は2~4週に1度、維持療法として使用します。

副作用

主な副作用は、注射部位の疼痛、過敏症【発疹・発熱・搔痒感など】、注射部位の硬結などです。ラエンネックは副作用の少ない安全性がとても高い薬剤と認識されていますが、ヒト組織由来のタンパク・アミノ酸等を含有する製剤であるため、ショック(血圧低下、呼吸困難、けいれんなど)を起こす可能性があります。投与後にこのような症状が出た場合あるいは不安に思われた場合には、必ず医師にご相談ください。

注意点

ラエンネックはヒト組織や血液を原料とした医薬品です。
ラエンネックを使用した方は、献血ができなくなります。

プラセンタ療法の注射料金

初診料・再診料 0円
プラセンタ1A 1650円(税込)
プラセンタ2A 2500円(税込)
プラセンタ3A 3300円(税込)

ビタミン注射(にんにく注射)

ビタミンとは

私たちが生きていくうえで必要な栄養素のうち、食物中に比較的大量に含まれる大切な三つの栄養成分“タンパク質”、“糖質(炭水化物)”、“脂質”を三大栄養素と言います。
私たちはこれら三大栄養素を体内に摂取・吸収・分解し、そして様々な化学反応を経て、身体を構成する多くの成分やエネルギーを細胞内で作り出します。しかし私たちは三大栄養素のみで生きていけるわけではありません。これらに加えて、カルシウム、カリウム、ナトリウムといったミネラル(無期栄養素)やビタミンなどの有機栄養素が欠かせません。

ビタミン不足で起こる問題点

ビタミンは補酵素と呼ばれ、主に体内で起こる様々な化学反応を助ける働きがあります。ビタミンが消耗されて、体内で不足すると、うまく化学反応が行えず、いくら三大栄養素を多く摂ってもエネルギーを十分作り出すことが出来ないため、疲れやすくなります。また、カロリーを十分に代謝できずに余ってしまうため、太り気味になります。残念ながらヒトはビタミンを細胞内で合成できません。私たちは、ビタミンが豊富な食物やクスリ、サプリメントなどを摂取することで、ビタミンを補充しなければならないのです。

ビタミン不足の原因

基本的には、ビタミンは食事から摂取されるとともに、通常は腸内細菌から産生されているため、不足は生じにくいと考えられています。
しかし①偏食・好き嫌いが多く、魚や野菜、果物の摂取量が少ない ②毎食とも似たような食べ物を取る事が多い ③製造過程でビタミンが減少している加工食品を摂る事が多い ④抗生物質や経口避妊薬を長期に服用している などの場合には、腸内細菌のバランスが変化し、ビタミン特にビタミンB群が腸内で産生されず、不足がちになる事があります。
また、カフェインやアルコールの常飲、ストレスや肉体労働、激しいスポーツなどによってビタミンが多量に消費され、その結果、体内でビタミン不足が生じることもあります。

ビタミン不足で起こりやすい症状

例えばビタミンB1が不足すると脚気(全身倦怠感、手足の痺れや浮腫みなど)が発生するように、ビタミンそれぞれに独自の機能と役割があるため、不足するビタミンによって生じやすい症状にも特徴があります。症状に応じて必要なビタミンを補充するのが良いでしょう。ただし、ビタミン(特にビタミンB群)は、どれか一つだけでは効果を発揮しにくく、お互い助け合いながら働く傾向にありますので、まんべんなく摂取するのが理想です。

ビタミンB1

ビタミンB2

ビタミンB6

ビタミンC

注射料金

  効能 料金
初診料・再診料   0円
ビタミンB1注射
【ニンニク注射】
慢性疲労
浮腫み、怠さ
ダイエット目的
1100円(税込)
ビタミンB1+C注射 肌荒れや美白
カゼ予防
1650円(税込)
ビタミンB1+B2+B6注射 肩こり、関節痛
手足の痺れ
口内炎やめまい
月経前症候群(PMS)
2200円(税込)
ビタミンB1+B2+B6+C注射 極度の慢性疲労
抗菌剤などの長期内服中
入院加療後
2750円(税込)

ビタミン摂取の注意点

ビタミンB、C群は水溶性ビタミンであり、大量に摂取しても尿中に速やかに排泄されるので、過剰症を心配する必要はほとんどありません。しかし、長期にわたっての大量投与(通常量の5倍以上を1~6か月程度)で頭痛や吐き気などの報告がごくまれにあります。ご心配の際には医師にご相談ください。

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